ブログのターゲットを絞り込む注意点とペルソナの落とし穴。

井上です。

ブログ運営やアフィリエイトのコンサルをしている中で、

「ターゲットはできるだけ絞り込む方がいいのか。」

「ターゲットはどこまで明確にするべきか。」

といったご相談をいただく事がわりと多いです。

そんなターゲットの「絞り込み」や「具体化」には、

『ペルソナ』

と呼ばれる「ターゲットイメージ」を具現化する方法などが、
マーケティング関係の本などで取り上げられていることも多く
これを実践にやっているような人も少なくありません。

年齢や性別、職業や家族構成、趣味など、

「理想の典型となるようなターゲットのイメージ」

を物凄く具体的にしていくのが「ペルソナ」なのですが、
ここまでターゲットを具体化していく事には「注意点」も存在します。

とくに付け焼刃な知識で「ペルソナ」を具体化している人ほど、
明らかに不適切なターゲットイメージを作ってしまっていますので、

・ブログのターゲットを絞り込む視点と考え方

・ペルソナの落とし穴と注意点

今回は、このようなテーマでお話していきたいと思います。

ブログのターゲットを絞り込む注意点とペルソナの落とし穴。

まず、ブログなどのターゲットを定める場合や絞り込む場合には、

・絞り込むべき視点と範囲

・具体的にするべき視点と範囲

これらの「線引き」があります。

その「線引き」としては、

「無意味にターゲットを狭めないようにする事」

「意義のある絞り込みをする事」

この2つの視点を前提に線を引くべきであり、
無意味な絞り込みと意義のある絞り込みの一線は、
そのブログのテーマや方針によって変わってきます。

これは「具体的な例」を挙げた方が圧倒的に分かり易いので、
私のこのブログを例にしますが、私のブログで扱っている情報は、

・ネットビジネスに関する情報

・アフィリエイトに関する情報

・ビジネスや資産運用などに関する情報

ザックリと言えば、こんなところです。

このようなテーマを踏まえた実質的な「ターゲット」にあたる方々は、

「ネットビジネスに興味がある人、勉強中の人、稼ぎたい人」

「アフィリエイトに興味がある人、勉強中の人、稼ぎたい人」

「ビジネスや資産運用の有益な情報を求めている人」

このような人達であり、このような人達は間違いなく、
私のブログで提供しているような情報を「求めている人達」です。

ですから、私のブログは単刀直入に、

「ターゲットのニーズに沿った情報をブログで提供している」

「ブログで扱う情報に沿った人達をターゲットにしている」

という事なのですが、ここで「ターゲットを具体的に」と考えてしまう方は、

・学生をターゲットにしよう

・主婦をターゲットにしよう

・高齢者をターゲットにしょう

というように、かなり「特定の人」をターゲットに絞り込もうとします。

自分自身が学生だから、主婦だから、というような理由から、

「近い境遇の人ほど、自分の話に共感してくれる可能性が高い」

と考え、そういう人達をターゲットにしようとしているのかもしれませんが、
ターゲットはあくまでも「ニーズ」で絞り込み、具体化するべきであって、
決して「境遇」や「立場」などで絞り込むべきではありません。

仮に、そのような境遇や立場でニーズを絞り込めるなら問題ありませんが、
少なくとも、私のブログで扱っているようなテーマを前提とするなら

「ネットビジネスで稼ぎたい人が求めている情報」

「アフィリエイトで結果が出ずに躓いている人の悩みを解決できる情報」

などは、それが学生でも、主婦でも、高齢者でも、さほど変わりはないはずです。

学生ならではのネットビジネスやアフィリエイトのへのニーズや悩み。

主婦や高齢者ならではのネットビジネスやアフィリエイトのへのニーズや悩み。

このようなものが多岐に渡り、そこをピンポイントで狙いたいなら、
そこに照準を合わせて絞り込んでも良いと思いますが、
とくにそうではないなら、強いて絞り込む必要はありません。

現に私がこのブログを介して提供している情報は、

「ネットビジネスで稼ぎたい」

「アフィリエイトに興味がある」

というニーズさえ共通しているなら、
それが学生であっても、主婦であっても、高齢者であっても、
ブログやメルマガを介して情報に対する「満足度」は変わらないため

「同じニーズを持っている人に同じように価値を提供できる」

という前提が成り立つなら、そこをあえて絞り込む必要はないわけです。

ターゲットを「ニーズ」を前提に絞り込む。

例えばブログで扱う情報が「結婚」といったテーマなのであれば、

・男性の結婚に対する悩みやニーズ

・女性の結婚に対する悩みやニーズ

・若い人の結婚に対する悩みやニーズ

・高齢者の結婚に対する悩みやニーズ

これらは大きく異なる事が目に見えていますから、
これであれば、ターゲットを絞り込む意味も必要もあると思います。

つまり、境遇や年齢、立場などによって「ニーズ」が異なるなら、
ブログを介いて提供していく情報も「ニーズ」に合わせる必要があるため、

・ニーズが異なるなら絞り込んで特化する

・ニーズが同じなら絞り込む必要はない

というのがターゲットを絞り込む線引きの基準になるという事です。

自分が提供する情報を介してニーズを満たし、

「価値の提供」

「悩みの解消」

などを実現できるなら、そのような人達の範囲は広げるに越した事はなく、
逆にニーズを満たせる人と満たせない人が分かれるようなテーマなら、

・ニーズを満たせない人を除外する

・ニーズを満たせる人を絞り込む

といった視点で、ターゲットを絞り込めば良いというわけです。

ですから、

「年齢が何才で、家族構成がこうで、このような仕事をしていて・・・」

というような「べルソナ」と呼ばれるターゲット像を
そこまで具体的にイメージする必要は全くありません。

ですが、マーケティング関連の本などを読んで得た知識として、

「ペルソナのようなターゲット像を具体化する事が正しい」

と思い込んでしまい、実際にターゲットを具体化した事で、
不要にターゲットを狭めているようなブログは決して少なくありません。

ただ「ペルソナ」にあたる具体的なターゲットイメージが有効となるのは、

「理想的なターゲットの典型を的確に具体化できる事」

が大前提であり、これは十分な統計データに基づく形でなければ、
それこそ付け焼刃な知識で容易に具体化できるものではないと思います。

要するに、自分なりのイメージで、

「こういう人をターゲットにしよう」

というターゲット像を具体化していったところで、
それは実際のところ「ペルソナ」でも何でもないありません。

もし、間違った方向性で「ペルソナ」をイメージ、解釈しているようなら、
一度、その知識は頭から切り離してしまっていいと思います。

少なくとも、ブログやメルマガにおける「ターゲット」は、

「ブログのテーマに沿った悩みやニーズを持っている人達」

という視点で、あくまでも「ニーズ」を前提に絞り込めば問題ありません。

それらのメディアを介して提供していく情報などは、
そのような「ニーズ」を満たしていくためのものだからです。

よって、私のブログは、

「お金を稼ぎたい」

「ネットで稼ぎたい」

という共通したニーズを持つターゲットを対象に、
あくまでも、そのような「ターゲット」に沿った形で

・「お金を稼ぐ」というテーマ

・「ネットで稼ぐ」というテーマ

これらを前提とする情報を全般的に扱っているというわけです。

まあ、最初はどちらかと言うと

・ネットビジネス

・アフィリエイト

というテーマが中心だったのですが、
私自身が情報商材などの「検証」も含めて、

「せどり」

「YouTube」

「仮想通貨(ビットコイン)」

などもやっていくようになった中で、
実際に結果を出せたノウハウなどを扱っていった結果、
今のような方向性のブログになっていったのが実際のところなので、

「まずはテーマを決めてターゲットを紐づける」

という流れでも問題は無いという事です。

その上で、私のノウハウ等や戦略等に興味がありましたら、
私の無料メルマガ講座や有料形式の講座ではありますが、

「井上太一アフィリエイト倶楽部」

への参加なども、是非、検討して頂ければ幸いです。

井上太一の無料メルマガ講座

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以上、ターゲットを絞り込む視点とペルソナの注意点についてでした。

是非、参考にしてください。

井上

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