井上です。
前回の記事は「何を信じて行動すべきか」というテーマで書かせてもらいました。
読者の方々からもたくさんの感想やお便りを頂けて普通に嬉しかったです。
意外に具体的なノウハウ系の記事よりも、
前回のようなマインド部分の方を追及する記事の方が反響があるみたいですね。
私のブログを読んでくれている人達がそういう傾向にあるだけかもしれませんけど。
で、そんな私へのお便りの中で稀に頂く質問にこういう内容のものがあります。
「どうやったら人を惹きつけられる文章を書けるようになりますか?」
「どうすれば井上さんのように支持してくれる人を集められますか?」
結構多いんです、この手の質問。
何をどう分析して私を支持している人が多いと判断されているのかは不明ですが
おそらく私のブログを無償で紹介してくれている人がいる事や
その人自身が私の事を支持してくれているんだと思います。
文章については私もある程度は勉強をして、
出来る限りわかりやすく共感してもらえるような文章を書いているつもりですので、
少なくともその人が私に共感してくれているのは嬉しい限りです。
ただいずれの質問に対しても、私の答えは至ってシンプルです。
文章はコピーライティングを学び、
ブランドは正しい方向のブランディングを図っていく。
やはり、これ以外の答えはないというのが本当のところです。
ただ、この「ブランディング」に関してはそういうテクニカルな部分以前に
多くのアフィリエイターが根本的に勘違いをしているところがあります。
それは自分の立ち位置と自分の発信する情報を見てくれている人達、
それぞれ立ち位置をどう置いているかという点です。
更に言えば「それぞれの距離感」と「その理想像」ですね。
一言で「ブランド」と言ってもその作り方は
自分とその対象になる人達、それぞれの距離感によって全く違ってきます。
そしてその距離感は自分がどういう商品やサービスを扱って、
どういう立場で誰に何を提供していきたいかによっても変わってくるわけです。
その中で、私達はアフィリエイターとして有益な情報を提供していく、
その為の信用と価値をブランド化していきたいわけですよね?
その前提を踏まえてアフィリエイターがあるべきブランドの形を
まるで神様のような存在になる事だと
大きな勘違いしている人が凄く多いような気がします。
ここはハッキリと言っておきますが、
アフィリエイターとしての理想のブランド像は
決して神様のような絶対的な存在になる事ではありません。
勿論それが100%達成出来ればある意味では凄いと思います。
でもそんな事は到底不可能です。
仮にそんなブランドを作ったとしてもそれを維持する事も不可能。
だって神様は絶対的なんですから。
「でも理想は高ければ高いほどいいんじゃないですか?」
そんな意見も出てくるかもしれません。
ただ理想が高ければいいという話は
自分が目指すものの延長戦上にその理想があるならの話です。
でも神様に近い存在を目指す事は
決してアフィリエイターが目指すべき理想ではありません
根本的にその方向性が違っているんです。
例えばあなたがお客さんの立場で、
自分を神様のように崇めて欲しいと思っているような人からモノを買いたいですか?
あなたが何かを教わる立場にあるとしても
そんな考えを持っている人に物事を教わりたいと思いますか?
普通にそんな人は願い下げですよね。
にも関わらず、自分のあるべき姿の理想を、
神様のような存在になる事だとは勘違いしている人達が多いんです。
そもそも「神様」なんて誰から見ても遥か遠い存在です。
モノを売ったり、物事を教える立場になる人間はむしろ真逆。
その人にとってもっとも近い存在にならなければいけません。
極端に言えば親や兄弟です。
「時には間違った事を言うかもしれない。
だけどこの人の言葉は全て自分の為を思っての言葉なんだ。」
アフィリエイターとしての理想の立場はまさにこれです。
言っている事が100%正しいなんて思われる必要はありません。
ただその言葉が本心から自分の事を思ってのものだと思ってもらう事。
それがアフィリエイターとしての理想のブランディングだと私は思っています。
親や兄弟というのはちょっと飛躍していますので、
イメージ的には「同じ志を持つ信頼できる仲間」というのが理想ですね。
あなたは自分の発信していく情報で「信者」を集めるのではなく、
ただ純粋にその話を聞いてくれる「仲間」を集めていけばいいんです。
どっちが困難でどっちが楽かなんて言うまでもありませんよね?
あなたもあえて実現さえ不可能な間違った道を選んでいませんか?
ブランディングの戦略だ何だとテクニック的なものより、
まずはその前提が正しい方向を向いていなければ話になりません。
今日はこの一点だけでも肝に銘じておいてください。
以下、今日のまとめです。
・人を惹きつける文章はコピーライティングを学ぶ以外に道は無い
・ブランディングの理想は神様になる事では無く、
あくまでも信頼できる身近な存在になる事を目指していく
・信者を集めるのではなく仲間を集めていく
自分の理想やブランディング戦略が間違った方向に向いていたようなら、
今日からでもすぐに切り替えていってくださいね。
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