井上です。
インフォトップで随分と物珍しい高額塾が売れているみたいです。
こちらですね。
甲斐輝彦のM&Aトップエージェント育成塾
http://marumaruaf.com/marumaru-school/
販売元はクロスリテイリング株式会社、山口孝志さん。
M&Aの仲介業ビジネスの高額塾らしいです。
学歴も、知識も、社会的地位もないフリーターでも
わずか2ヶ月で1000万円を稼げてしまうのが私のお伝えするM&Aです。
とまで豪語していますが、それは幾ら何でも・・・と、
誰もが思うところではないでしょうか。
最初はサイト売買のM&Aかと思ったのですが、
どうやらガチで「会社」や「事業」のM&Aの仲介に入る、
本格的なM&Aの仲介ビジネスで稼ぐ為の塾なんですね。
さすがに私も全く踏み込んだ事の無い領域なので、
この高額塾が率直にどうなのかというところも
ちょっと見極められないというのが実情です。
ただこの手の高額塾としては珍しく
参加者の「限定枠」が明確に限定されています。
下記のようにインフォトップの購入画面に入ると
残りの枠数が表示されているのが分かります。
この記事を投稿した4月4日19時時点で
残り在庫数が「43」になっているので、
これまでに7件の申し込みが入っているみたいですね。
この手の高額塾では珍しいパターンですが、
教えを受ける側としては50名という限定枠は
ありがたい判断材料の1つでは無いかと思います。
何より信用に値する大きなポイントではないでしょうか。
これが詐欺的なカリキュラムで、
のらりくらりと適当なコンサルをしようとしているなら、
50名なんて限定枠を設ける必要はありません。
こういうところからは塾長の甲斐輝彦さんの
本気度や意気込みは感じ取れます。
ただそもそも数十万円ものお金を取るような
高額塾と呼ばれるものはこうあるべきだと思いますね。
そういう点では限定数も定めず、
申し込みがあっただけ塾生を受け入れる
アフィリエイト系の高額塾よりも遥かに信用出来そうです。
現実的に考えれば何百人、何千人の申し込みを受け入れて
「徹底的なコンサル」なんて絶対に不可能ですから。
そう考えるといかにこういう限定枠を定めていない
高額なアフィリエイト塾が空虚なものかがわかると思います。
その点を見てもこのM&Aトップエージェント育成塾は
50名という限定枠が定められています。
コンサル生を受け入れる数としては
50名はかなり現実的な数字ではないかと思いますので、
そこには普通に期待が持てそうですね。
ただちょっと「?」が浮かんでしまうのは
・売りたい人を見つける
・買いたい人を見つける
・間にはいって取引を成立させる
というM&Aにおける3つのステップでの、
このM&Aトップエージェント育成塾のカリキュラムが
下記のような感じでサラリと片付けられている点です。
・売りたい人を見つける為のカリキュラム
→案件リストとプログラムテンプレートを活用するだけ。
・買いたい人を見つける為のカリキュラム
→クチベタでもできるテンプレート通り話すだけ。
・間にはいって取引を成立させる為のカリキュラム
→書類テンプレートを活用し、条件をまとめるだけ。
テンプレート通り話すだけって・・・(笑)
これは幾ら何でもどうかと思ってしまいました。
「テンプレート」という言葉を使えば
初心者の人は喰いつくとだろうと、
そんな安易な感じがしてしまいましたね。
人との会話を「テンプレート」で片付けるとか、
それでビジネスがうまくいくとは到底思えません。
少なくとも何百万、何千万という取引を仲介し、
そこで多額の仲介料を頂くのですからね。
そんな取引で売り手、買い手の間に入り、
「テンプレート」通りの会話でうまくいくと思いますか?
ここは「テンプレート」なんて言葉を使わず、
人とのコミュニケーション術、会話術、
もしくはM&Aをまとめるための知識や話術を
甲斐輝彦さん自身がしっかりと教えるとか、
そういうカリキュラムにして欲しかったです。
何でもかんでも「テンプレート」と言えば、
そこで「それなら自分でも出来そうだ!」なんて思うだろうとか、
そういう感じのカリキュラムはちょっと辞めて欲しいですね。
まあ、これはアフィリエイト系の塾でも言える事なんですが。
気になったのはそこくらいですかね。
ただ、それ以外の条件や趣旨は本格的なものっぽいので、
既に経営者系の人脈がわりと多い人や
そういう人脈を作って間に入っていく仕事をしたい人は
こういう高額塾に入ってチャレンジしてみるのもアリかもしれません。
最終的には営業力と人としての信頼がモノを言う
自分を売り込んでナンボのビジネスだと思いますので
そこに自信がある人だけが参加するべき塾ですね。
テンプレートなんて言葉には間違っても流されないように(笑)
あくまでも「リアルビジネス」ですから。
この手の高額塾で50名という体制には期待できそうなので
全体的なビジネスモデルを理解した上で、
自分には向いてそうだと思うような本気の人は、
チャンレンジしてみてもいいのではと思います。
それでは。
井上