フリマハッカーというせどりツールについて。
井上です。
せどり、転売ビジネスのキモとなるものは、
兎にも角にも「仕入れ」である事は言うまでもありません。
そして、今はその「仕入れ」をネット上のみで行えるため、
その仕入れのためのツールにあたるものも数多く出回っています。
主なところではアマゾンを対象にしたせどりツールやら、
ヤフオクを対象にしたせどりツールなどですね。
そんな「仕入れのためのツール」の中で、
今日はアマゾンでもヤフオクでもない
「フリマアプリ」
を対象にした以下のツールを取り上げてみたいと思います。
フリマハッカー:https://frimahacker.com/lp/
フリマハッカーというせどりツールについて。
ネットを介した「仕入れ」に用いるツールは主に、
稼げる商品をリサーチ(探す)ためのツールであり、
重要なのは、その「ロジック」に他なりません。
どういうロジック(仕組み)で稼げる商品を絞り込むのか。
その良し悪しこそがツールの有効性そのものを左右するわけです。
そして、そんな「せどりツールのロジック」において、
わりと多くのツールに見られる傾向にあるのが、
「ライバルが仕入れている商品の情報を収集する」
というものです。
この「フリマハッカー」のロジックも、まさしくそれであり、
1:フリマアプリの特定の利用者を指定
2、その利用者のどういう商品を幾らで仕入れているかを監視
3、その監視データをもとに仕入れを行う
言ってみれば、このようなロジックを前提とするツールという事です。
その対象となるフリマアプリは、
『メルカリ』
『ラクマ』
『フリル』
『オタマート』
この4サイトとなっているようですが、
このようなせどりツールには致命的な欠点があります。
まず1つ目の欠点は、
「実際に稼いでいる利用者を特定できなければならない事」
そして、2つ目の欠点は、
「同じツールの利用者同士が競合してしまう可能性が高い事」
です。
それぞれ、補足していきますが、そもそもこのようなツールは、
「稼いでいるライバルが何を幾らで仕入れているのか」
を監視し、その情報を収集できてこそ意味があるものなので、
そういう利用者を特定できなければ話にならないわけです。
ですが、それは決して簡単な事ではなく、
とくに「フリマアプリ」を対象とするこのツールでは、
フリマアプリで商品を仕入れて稼いでいる利用者を特定するのは、
ほぼ「不可能に近い」というのが実状だと思います。
仮にこれが「アマゾン」や「ヤフオク」を対象とするツールなら、
アマゾン、ヤフオクは転売(販売)に利用している人も多いので、
その販売の「履歴」や「評価」などの情報から、
稼いでいる利用者を特定する事は出来ないでもありません。
ですが、フリマアプリは「仕入れ」に使っている人は多いものの
フリマアプリを転売(販売)に利用しているような人は
明らかに少数派なのが実状ですので、
「フリマアプリで仕入れをして稼いでいる利用者(バイヤー)」
を特定していくような事は、ほぼ不可能に近いわけです。
そのような利用者の特定が困難という時点で、
残念ながら、このフリマハッカーというツールは、
実質的に「ほぼ使い物にならない」と言わざるを得ません。
結局のところ、このフリマハッカーというツールは、
実際に稼いでいる利用者を特定できなければ、
そもそも「稼げる商品」も絞り込めないものだからです。
また、仮にそういう利用者を特定できる基準や方法があったとしても、
その基準や方法が「単純明快」で「明確」なものであるほど、
それは誰もが同じような利用者を特定できる事になってしまいます。
つまり、このフリマハッカーというツールを利用している人が皆、
同じような基準、同じような方法で特定した利用者を監視し、
同じような商品を狙っていく事になってしまうんです。
それこそ、この「利用者同士が競合してしまう」という欠点は、
アマゾンやヤフオクを対象とするこの手のツールに見られるもので、
結局のところ、そういった欠点が大きなネックとなってしまい、
このようなツールは上手く機能せずに終わってしまう傾向にあります。
過去にも、このフリマハッカーのような
「ライバルが仕入れている商品を監視して稼ぐツール」
といった類のものは、アマゾンやヤフオクを対象にしたものが
この情報商材業界に幾つも出てきているのが実状ですが、
このようなツールで稼げたという話はほとんど聞きません。
その理由はまさに、ここで挙げた欠点こそが大きな要因であり、
とくにこの「フリマハッカー」に関して言えば、
フリマアプリを対象にしているという点で、
1つ目の欠点が致命的なのではないかと思います。
よって、この「フリマハッカー」というツールに関しては、
・実際に稼いでいる利用者を特定できなければならない
・同じツールの利用者同士が競合してしまう可能性が高い
この2つの理由から、私はお勧めしません。
というより、この手の、
「ライバルが仕入れている商品を監視して稼ぐツール」
にあたるもの自体、私は基本的にお勧めしていないです。
理由は先ほど挙げたような「避けようのない欠点」があるからであり、
仮にこの手のツールの購入を実際に検討されるのであれば、
その「欠点」をクリアできるロジックが確立されているかどうか。
この辺りを1つの基準にした方がいいと思います。
少なくとも、この「フリマハッカー」に関しては、
その欠点を補うものがとくに見受けられませんでしたので、
私はやはり「お勧めしない」というのが結論です。
このように「ツールとして販売する」という時点で、
不特定多数の人が手にして同時に利用していく事が前提になりますからね。
それをカバーできる仕組みやロジックが確立されていない限り、
このようなツールは根本として成立しないという事です。
ただ、私の知る限り、そんな仕組みやロジックが
何の文句の付けどころなく確立されているようなツールは、
この「転売稼業」くらいなんじゃないかと思います。
>せどりインサイダー専用ツール「転売稼業」
少なくとも、この「転売稼業」は、
「不特定多数の人に利用してもらう事」
を、その大前提に秀逸なロジックが確立されていますので、
興味があれば、一度、私のレビュー記事だけでも読んでみてください。
転売系のツールで「仕入れ」を促進する事を前提としているツールは、
随一の仕組みが確立されているツールだと思いますので。
是非、参考にしてください。
井上太一
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カテゴリー:情報商材批評