ステップメールに「シナリオ分岐」は必要なのか。

井上です。


先日「悪魔のステップメール」という、
ステップメールのマーケティング教材を紹介したのですが、
そのセールスレター及びマニュアルの内容には、


「ステップメールのシナリオ分岐」


を重要視する必要性が解説されていました。


悪魔のステップメールのレビュー


以下、その一部を引用した一文です。

ステップメールを配信するサービスも今ではたくさんありますが、

ここで一点、大事なことは、シナリオが分岐できないステップメールはほとんど意味をなしません。

(中略)

シナリオ分岐機能のないステップメールサービスはマヨネーズが入ってないポテトサラダと同じなのです。


この「シナリオ分岐機能」というのは、
予め決めておいた特定のURLをクリックした人だけを、
また別のシナリオに自動分岐していくような機能の事を意味します。


そして先ほどの「悪魔のステップメール」セールスレターの引用文は、
ステップメールは「シナリオ分岐機能」が無ければ
もはや話にならないと言わんばかりの文面です。


そんな「ステップメールのシナリオ分岐機能」ですが、
果たして本当にそこまで必要で重要なものなのでしょうか。


今日はその辺りの「必要性」「重要性」について、
私なりの視点で言及してみたいと思います。

ステップメールに「シナリオ分岐」は必要なのか。


ちなみに先ほど文面を引用した「悪魔のステップメール」という教材は、
もう7年も前の2008年頃からリリースされていた商材です。


つまりこの商材の販売者さんは、もうかなり前から、


「ステップメールにはシナリオ分岐機能が必須である!」


という事を唱えていたことになるわけです。


ですが、今現在、この業界でメールマガジンを
ステップメール化して配信しているような人は多くいますが、


「シナリオ分岐」


を使ってステップメールを組んでいる人はあまりいないと思います。


現に私もステップメールは普通に使っていますが、
シナリオ分岐などは一切やっていません。


勿論、シナリオ分岐はやればやったで「メリット」はあります。


ですが、その反面的な「デメリット」もあり、
総合的に考えて私は「デメリットが大きい」と判断している為、
意図的に「やっていない」わけです。


まずその「メリット」として挙げられるのは、
特定のURLをクリックした人だけを
シナリオ分岐していく事によってそのリスト全体から


「特定の情報に興味がある人だけを絞り込んでいける事」

「特定の属性の人達だけを抜き出していける事」



などが挙げられます。


そのような特定の情報に興味がある読者や、
特定の属性の読者だけを絞り込んでいけば、
それに応じた専門性の高い情報や特化した情報の発信によって、
より高い反応を狙っていく事が可能になるわけです。


そしてこのようなメリットに対してのデメリットですが、
まずその大きなものとして挙げられるのは、


「シナリオを分岐した分だけステップメール原稿が必要になり、
 その作成に相応の労力と時間と手間がかかるようになる。」



というところ。


ただ、これは「労力をかける以上のリターン」が期待できるなら、
存分にその労力を費やすだけの価値はあると言える部分です。


ですが、その肝心な「労力に対してのリターン」と言う面でも、
先ほどのシナリオを分岐させるメリット以上に、
私はシナリオを分岐させてしまう事で生じる
デメリットのが大きいという考えを持っています。


そのデメリットというのが、


「あえてシナリオを分岐してリストを分けてしまう事で、
 その分岐対象になった人にしか特定のメールを送れなくなる事」



要するに、


「分岐対象に“ならなかった人”に特定のメールを送れない事」


です。


勿論、ステップメールにおけるシナリオの分岐というものは、
シナリオ分岐によって分けた特定の人にだけ、
それに見合った特定のメールを送る為に行っていくものです。


ですが、言う程メールマガジンというのは、
全ての読者がしっかりと全てのメールマガジンを観覧し、
全てのメールを常に集中力を高めて読んでくれるわけでは無いんです。


これはどんなにブランディングが上手くいっていても、
読者さんには読者さんなりの生活リズムやテンションがありますので
たくさんの読者がいれば、人それぞれ、そのタイミング等によっても
その開封率や精読率などが変わってくるのは当然かと思います。


要するに本来であればシナリオ分岐されるはずの人が、
そのタイミング等の要因によって、
分岐されない可能性というのも少なからず考えられるわけです。


そしてそれは、読者が増えて来れば増えてくるほど、
その数も決して馬鹿にならないものになってきます。


シナリオを分岐してステップメールを組んでいた場合、
そういった「分岐漏れした読者」には、
当然その分岐対象になる人達へのメールは届かない事になりますので、
本来、上げられるはずの売上も上がらない可能性が出てきます。


私はそれが嫌なんですね。


それなら初めから全ての読者を対象にする前提で、
あえて分岐する必要も無いシナリオを組んで、
出来るだけ全てのメールを全ての読者に届けていった方が
私は「取りこぼしもなく成果を上げられる」と考えています。


結局、その方が複数のシナリオでメールを作る必要も無い為
手間も労力もかからない事になりますので、
私的にはその方が効率的でメリットが大きいと思うわけです。


また、そもそもの「リスト収集」の段階で、
ある程度、属性を絞って読者を集めていくようにしてしまえば、
強いてそれ以降でリストを絞り込む必要も無いというのもあります。


要するに、私のメルマガ(ステップメール)のスタンスは、


「常に全ての読者層が興味を持ちそうな情報、オファーを発信する」

「それを前提にリスト収集段階で属性を絞っていく」



という方向性で徹底していますので、
根本として「シナリオの分岐は必要ない」と判断しているわけです。


ただ、根底としてそういうスタンスを取っているのは、
シナリオ分岐をするとメールの見逃しや、
たまたまそのタイミングでURLをクリックしなかったような、
本来は「分岐対象になるはずの読者」が分岐対象にならず、


“そのメールや届けていきたい読者に対して
 その先のオファーを根本として送る事が出来なくなる事”



がシナリオ分岐の一番のネックとして挙げられるからです。


あえて手間と時間をかけてシナリオを分岐させ、
複数のステップメールのシナリオを作り込んでも、
いまいちその労力に見合うメリットが無い。


これが「シナリオ分岐」に対しての私の率直な意見ですね。


是非、参考にしてください。


井上


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2015年9月29日 | コメントは受け付けていません。 |

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